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『親の顔が見たい』

『親の顔が見たい』
NHKシアター・コレクションに選ばれ、ふれあいホールで昨日今日本番でした。

NHKシアター・コレクションとは、
すぐれた舞台芸術作品に光をあて、再演と放送を通じて広く紹介する企画のようです。
今回で2回目の開催だそうで、2ヵ月間で4つの劇団が、過去の公演で高い評価を受けた作品を上演するというものです。

そして、昴の昨年ザ・サード・ステージで上演しました『親の顔が見たい』が
その作品の一つに選ばれたのでした!!



『親の顔が見たい』は重い話ですが、とても考えさせられる作品です。
いじめという、なくなることのない問題を抱える現代の教育現場
いじめの存在に気付かない教師、気付いている教師
いじめられる子供
いじめをする子供
その親たち
うちの子供だけはありえないと思っている親
いじめをしている事実を知り、わが子のためにそれを隠蔽しようとする親

子供のころには、小さい大きい問わず、いじめは周りに存在していました。
その中でも、子供は育っていきます。
自分の子供がいじめられていた、いじめていたという事実を知っている親がどのくらいいるのでしょうか。
きっと、少ないはずです。
子供は大きくなるにつれ、家族と過ごす時間を失っていく。
それは、学校に通い始める為です。
学校にいる時間が長くなり、友達ができ、友達と過ごす時間が長くなってくる。
それにくわえ、今の子供たちには携帯電話という、離れていてもコミュニケーションをとることのできる自分専用の電話が与えられ、親と顔を合わせて話をする時間が減ってくる。
バイトを始めたり、友達と外で食事をしてくるようになったり。
全ての子供たちがそうであるわけではないですが、
環境がかわっていくにつれ、家族と過ごす時間が減るのは確かです。
そんな中で、どう子供の変化に気付くのか。
相手を思っていなければきっと気付かないのでしょうね。
思っていても、気付かないことだってあるのに。

まあ、何が言いたかったのか、自分でもよくわからなくなってしまいました。
上手くまとめられなくてすみません…

まずは、自分の子供と向き合ってみることが大切なんだろう…
そう、色々考えさせられる作品だと私は思います。
by oyoge-ahiru-chan | 2009-02-08 23:35 | ★すばるっこ

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